
(今後参加される予定の方、ネタバレ的なことが書いてあるかもしれません。ご注意ください)
「Dialog in the Dark」に行ってきました。
知らない人たちとグループになって、視覚障害者の方に案内してもらって
真っ暗闇の中を探索するというイベントです。
十年くらい前から日本でも開催され始めたそうですが、行ってみたい!と思いつつ
大人気でチケットが取れないと聞いて諦めていました。
今回、友人がチケットを取ってくれたのでやっと行くことができました。ありがとう!
中で具体的に何をするか、などは、今後参加される方のために書かないでおきます。
以下、個人的な感想です。
参加する前は、楽しみにはしていましたが緊張はほとんどしていませんでした。
暗いのって結構好きだし、ただのイベントだし危険なことはないだろうし?と。
なのですが、実際に探索がスタートしたら、
初めて体験する「完全な暗闇」に驚きました。
そしてすごく怖かったです。
声はするからみんな近くにいるのはわかるけど、どれくらいの距離にいるのかがわからず。
自分一人だけ取り残されるんじゃ…と急に不安になって、最初はずっと他の人にくっついていました。
でもだんだん「見えない」ことになれてきて、それからは思いっきり楽しむことができました。
歩いたりすることはだんだんと慣れてくるのですが、
普段やっている「すごく視覚に頼ってること」をしようとしたら
どうしたらいいかわからなくてちょっとパニックになったのが印象深かったです。
とても貴重な経験ができたと思います。
あと、イベント自体が参加者に自由に楽しませてくれる感じだったのが良かったです。
わたしはひねくれものなので、
「見えないとこんなに大変なんですよ!」とか
「感動したでしょうほらほら!」みたいな押し付けがましい雰囲気だったら、
きっと「ケッ」となって楽しめていなかったと思います。
参加者達が自分で見つけることも色々あったので、
きっとまだ見つけていないものもあるんだろうなー。
是非また参加してみたいです。
まだチケットは簡単には取れないと思いますが、
興味のある方はぜひ参加してみて欲しいと思います。
dialog in the dark